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ロストシティZ 考古学者の伝記・映画感想。ネタバレ無し。

 ロストシティZ 失われた黄金都市


原題 The Lost City of Z

監督 ジェームズ・グレイ

制作 2016年 アメリカ

出演 チャーリー・ハナム ロバート・パティンソン シエナ・ミラー トム・ホランド

(画像はイメージ)

内容は大人向け。あらすじや宣伝にはインディジョーンズのモデルになった学者のストーリーとして記述されていますが、ファミリー層向けの明るく楽しい冒険活劇ではありませんので、そこは注意です。


主役の考古学者の旅と戦い、家族に軸足を置いた真面目な伝記のような作品でした。

史実とは違う箇所があるようですが、詳細を気にせず全体的にひとつの映像作品として受け止めていいかと思います。


本編の話も映像も暗めですが、役者の動作は分かるし、1900年初頭のクラシカルな雰囲気が出ていてとても良かったです。

ロンドン・ジャングル・戦場のシーンも現実味を帯びていました。

伝記作品としての仕上がりはとても良いものだと思います。


主役が学者で情熱を持って旅をするので、現ペルーにあったインカやマチュピチュ遺跡、スペインの征服の歴史などの知識は、ないよりもあった方が理解しやすいです。

制作側はこの作品を通して、考古学に興味を持つように促しているのかもしれません。


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