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K-19 ミリタリーサスペンス映画の感想。重要ネタバレ無し。

 K-19


原題 K-19: The Widowmaker

公開2002年 制作 アメリカ

監督 キャスリン・ビグロー

出演 ハリソン・フォード リーアム・ニーソン

(画像はイメージ用)

冷戦時代のソ連が開発した原子力潜水艦K-19の放射能事故を基にした物語なので、事故を記録映像として残す役割を持つ映画です。

ただし制作がアメリカなので、その立場による影響が見て取れます。


政治・経済、国防に関することが基盤になるので、女性は興味を示しにくいかもしれません。

娯楽として観るなら、ハリソン・フォードのファンは観て損はないと思います。


序盤から事故は起こるべくして起きたという流れで、中盤の汚染の演出が物悲しく、胸に刺さりました。

被爆者たちの皮膚が痛々しく爛れたり、嘔吐する場面があるので、そういうものを観るのが苦手な人は注意です。


基本は潜水艦の内部で背景の変わり映えはありません。

しかし船員たちの交流や対立による物語の転換と進行で、目を離せない強さがあったので背景の飽きは気になりませんでした。


なかなか重いテーマの映画なので視聴しづらいかもしれませんが、政治と軍事に関心を寄せるきっかけにもなる良作です。

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