ステージ・マザー
原題 Stage Mother
公開2019年 制作 カナダ
監督 トム・フィッツジェラルド 脚本 ブラッド・ヘンニク
出演 ジャッキー・ウィーヴァー ルーシー・リュー エイドリアン・グレニアー
(画像はイメージ用)
タイトルからファミリー映画だと思わせつつも、コメディ調子のサクセスストーリーになっていて面白かったです。
冒頭からノンストップで視聴を続けられる魅力がありました。
物語の舞台は華やかなゲイバーで、主人公の老齢女性が経営に挑戦しながら、家族や従業員との関係を取り繕う流れも良かったです。
下ネタは軽度。家族で観ても、まあいいんじゃないかなと思うくらいです。子供向けの内容ではないのですが。
冒頭でまだ若い息子を亡くしたことが、物語の最後まで影響下にありますが、コメディ調子なので観ていて気分が沈むことなく楽しめました。
主人公の恋愛描写が少しありますが、こちらは物語の主体ではないと感じられたので、結末は気になりませんでした。それが良い塩梅だったと思います。
ミュージカルの要素も取り入れて、ゲイバーの舞台で歌を披露する流れが物語の華になっていました。
街なかで突然歌って踊り出すわけではないので、これならミュージカル映画が苦手な人でも大丈夫だと思います。
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