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ジョーズ ザ・ファイナル 映画感想を重要ネタバレ無し、女性向けに。

 ジョーズ ザ・ファイナル


公開2022年 制作 オーストラリア

監督 アンドリュー・トラウキ

出演 テレッサ・リアン アン・トルーオン ケイト・リスター

(画像はイメージ用)

鮫の襲来によるパニック映画です。登場人物たちの誰が生き残れるかを、予想しながら観ると面白いです。主人公周りの人間関係もしっかり描かれていました。

もちろん流血シーンあり。苦手な人は観られません。


ただし、鮫の姿がしっかり現れるまで30分くらい掛かります。これは尺を取りすぎだと思います。

後半になっても物語の進行が、ゆっくりに感じました。

昔ならこれでも構わないと思うのですが、「ジョーズ」を観慣れている人や、場面の切り替えが多いネット世代で育った人は、この流れだと退屈に感じるかもしれません。


冒頭は人間によるサスペンスがあり、主人公に「水の恐怖」の植え付けをして、視聴者にも「水」に恐れを抱かせるつくりになっているようです。そこに鮫の恐怖を上乗せするという。

ジョーズを観慣れている人にはあまり効果はない思うのですが。「ファイナル」で新規の視聴者向けのつくりにしたのでしょうか。


風景が青い空と海なので、最後まで綺麗です。途中、血の海になるけれども。

人間ドラマはしっかり描かれているので、パニック映画をじっくり観たい人向けの作品だなと思いました。

あと、「ジョーズ」を観たことがなく、物語の進行が遅めでも楽しめる人向けです。

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